政府役人とNGO幹部が結託して、植林と称して、自給自足の先住民村の村長をあやつって、ついに汚職が発生してしまいました。しかし、若い世代の住民グループが、「汚職追放、清潔な統治」を合言葉にして敢然と運動に立ち上がりました。フィリピンではこんなことは珍しいと言えるでしょう。日本だって小さな汚職はすみずみまで浸透していることを考えると、この人たちの運動のすばらしさに動かされるはずです。
近日に、フィリピンの先住民の村で、村長と結託したNGOや環境省役人が植林プロジェクトを名目に公共予算を流用した汚職に対し、村の若い世代が追及を開始したことを、ビデオで紹介する予定です。
最近の取材ニュースを紹介します。
・鄭暁雲、大崎、杉浦編『云南少数民族(瀾滄江流域)的文化与森林保護』を出版しました
・巨額汚職疑惑続くフィリピンで「汚職摘発連合」結成 ピープル・パワー新展開に期待
・マリコンの汚職問題にADBが来た
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