旧山古志村の被災地を見学するツアー

 中越大地震から2年を過ぎた今も旧山古志村の6つの集落では、避難指示が解除されていません。それほど被害が大きかったのです。それにもかかわらず、山古志の人々はたいへん明るく復興準備に勤しんでおられるようです。とくに、小中学生がみずから山古志の村で勉強したいと望んで、来る10月から長岡の仮設住宅から毎日通う計画が進行しています。つぎの歌詞がみなさんの心意気をよく示しています。 「帰ろう、大好きな山古志に。 帰ろう、力を合わせて。・・・夢を集めて力に変えて、21世紀(あした)にのびる文化村。」(「山古志ねっと」より) 私たちは山古志の被災状況を自分の目で見つつ、この人々の明るさに学び、棚田をはじめ鯉、闘牛、牛飼いなどの文化と生業を回復するために、私たちに何ができるか、考えてみようではありませんか。

<要 項>

  1.<日時>8月19日―20日(1泊2日)

  2.<集合時間と場所>19日午前8時45分 小金井市公会堂前JR 武蔵小金井駅 南口徒歩5分)

 3.<行動日程>(19日午前9時)バスにて出発→関越自動車道練馬IC→(車中で山古志村や棚田について資料をお渡し)→長岡IC→民営国民宿舎「悠久山(ゆうきゅうさん)湯元館」午後4時ごろ到着(入浴後、夕食)。(午後7-9時)山古志住民の方々の報告(被災の体験と概況、避難生活とふるさと再生計画)→(同9-10時)交流会。(20日午前8時30分)出発→長岡仮設住宅→生きがい健康農園→旧山古志村被災地巡検→東京へ(午後4時すぎ)→ 帰京(午後8ないし9時)

  4.<費用>18,000円(内訳:宿泊費―1泊2日2食、バスチャーター代、高速料金、その他)(行程中の昼食、交流会の飲料は自己負担)(子どもさんは別途に計算します)

 5.<申し込み方法と定員>  郵便振替で00170-3-665033(ATT流域研究所)へお振込みください。振替用紙に氏名、性別(部屋割りに必要)、年齢(保険に必要)、住所、電話番号を必ず記入願います。 締め切りは2006年8月10日。定員23名(先着優先)。 

 6.<主催>ATT流域研究所

 7.<問い合わせ先>           (担当:大崎) E-mail:  

Oosaki Speaks

経済人類学と環境経済学の総合を志して研究し、國學院大学でその分野の講義(「民族と経済」「環境と経済」「消費社会論」「ゼミ-森と水の経済学」)を担当していました。また、ATT流域研究所という市民の環境科学の運動に参加しています。 今、力を入れているのは、世界で流行中の「持続的開発」について厳しい検討をくわえることです。これからは「エコ・ツーリズム」についても検討してみたいと思っています。

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